当法人は昭和23年、戦後復興期の中で養護老人ホーム(旧養老院)と母子寮を開設し、地域福祉の拠点としてあゆみを始めました。
以来、老人福祉施設を中心に障害福祉や在宅福祉サービスへと事業を拡大し、地域に必要とされる総合的な福祉サービスを提供してまいりました。
「ご利用者に安らぎと幸せを 職員は真心と向上を」の理念を礎に、時代とともに変化する地域のニーズに応えながらも、変わらぬ信念をもって事業運営に取り組んでおります。
少子高齢化や地域コミュニティの希薄化、介護人材不足等、社会福祉を取り巻く課題は多岐にわたりますが、どのような時代においても、誰もが安心して暮らせる社会の実現を目指し、着実にその責務を果たしてまいります。
福祉の現場には、支援を通して人と深く関わり、互いに成長できる喜びがあります。職員ひとりひとりが専門性を磨き、地域の未来を支える存在として働ける環境づくりにも力を入れております。
これからも創設の志を大切に、地域の皆さまと共に歩み、次代に向けた新たな福祉の創設に努めてまいりますので、今後とも変わらぬご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
社会福祉法人綜合施設美吉野園
理事長 森川 敬介